オトメ*ドメイン 西園寺風莉ルート

ラストである3周目は序盤からボトラーを見せる全体的にぽんこつヒロイン風莉ルートへ。男の湊を女子校に引き入れた張本人であり、メインヒロインでもあるのでトリに持っていきましたが、まぁそこまで肩肘張って構えるストーリーじゃ無かったのはこの作品の良さなんですかね。

 

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どんだけ厳しい風莉父が出てくるんだ!?と構えてたら中々の親バカっぷりが出てきましたよ。それが雰囲気を悪くしない決定打でもあったんですけどね。声も優しい雰囲気でしたし。うん、やっぱり声大事。

個人的にこのルートの収穫は風莉が湊をどの辺から意識していたかが分かったことくらいでしょうか。ぶっちゃけひなたが出てきたらそっちに目が行ってしまう時点で自分にとっての『オトメ*ドメイン』の価値観の置き所決まったようなもんですよ(開き直り)。

オトメ*ドメイン 貴船柚子ルート

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こもわた絵の可愛さったらない。

1周目のひなたルート終了から大分空きましたが、2周目一見大和撫子に見えるも家事が壊滅的に出来ない柚子ルート終了。

湊の女装発案者である風莉、付き合う手前で女装をバラすひなたルート。対して柚子ルートではルート突入後すぐに柚子から湊が男であることを追及されるという。各ヒロインでしっかり差別化を図ってるんですね。

 物語冒頭からボトラーを発揮する風莉や中二病全開キャラのひなたに比べ表面上割とまともに見える柚子ですが、ルートに入ってからは湊を振り回し、湊と付き合ってからは

風莉「妊娠騒ぎになってもいけないからHはダメやで!」柚子「Hしちゃダメって言われたンゴ・・・せや!ゴムしてやったろ!」

風莉「ゴムしてもダメやで!」柚子「ゴムもダメンゴか・・・せや!お尻で!」

暴走列車の如く突っ走る柚子クオリティ。その後の行動も含めて風莉に同情せざるを得ない状況に。最終的にまるっと綺麗に収まったんで良かったですけどね。湊が貴船家に嫁いで貴船母から娘以上に可愛がられるのが想像出来ます。

 

 

柚子ルート終盤での場面ですが、

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これは浮気もとい乗り換え不可避ですわ。

とりあえず風莉ルート終わってから締めに〆にひなたルートもう1周します。

あまつみそらに! 雲のはたてに まとめ感想

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神奈ルートを最後に迎えフルコンプ。

PC版が発売された7年前から気になっていたものの結局買わず機会を逃していましたが、「3月に発売される『はるるみなもに!』の前にプレイしておくのもいいかな?」と思ってプレイし始めました。『はるるみなもに!』では人間の神様的存在は普通に受け入れられていたのに比べて本作はその前段階の設定のように思えました。

メインヒロインの神奈はとりあえずトリに取っておきましたが、1番最初にやっても良かったかも?他ヒロインルートでも大体神奈の扱いは取り上げられていたので、いざ神奈ルートをやった時の新鮮味はほぼ皆無に(笑)

個人的なヒロインの好みとしては

千紗>深景>芹夏>神奈>穂乃里>美唯>夏帆

といった感じ。どうしてもロングヘアーが優遇されてしまう事実。夏帆はまぁ・・・ルート入ってから終始面倒な性格してたな・・・と。

総評

 70点。ストーリーは王道。ただ、最初PSPへのCS化だったからか追加ヒロインは2人いても、PC版にあったHシーンが無くなった分の補填が無い為ヒロインのデレ分が若干不足しているように思えました。ってことで、機会があればPC版を買おうかなと目論んでいるところ。

当初の目的であった『はるるみなもに!』の予習的な意味では役目を果たせましたし、気になっていたヒロイン(千紗・深景・芹夏)のストーリーも知ることができましたし結果的にはプレイして良かったです。


PSPとVitaのOP映像って違うんか・・・。

あまつみそらに! 雲のはたてに 葉月深景ルート

隠神穂乃里、音無夏帆両ルートを終わらせ、5周目に天然・腹黒(?)先輩の葉月深景ルート終了。PC版発表当初1番気になっていたヒロインでもあったので最後に取っておこうと思ってましたが我慢出来なかった。後悔はしてない。

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共通ルートでは恥ずかしがる表情すら見せなかった深景先輩が個別ルート入ってから魅せる表情は他ヒロインとはまた一味違うのは気のせいでしょうか?否、気のせいじゃない。基本マイペースを崩さない深景先輩が動揺する姿が見れるだけでもやって良かったと思えます。ただ、PC版からHシーンが抜けてそれを補填する追加シーンが無さそうなので、若干甘々さが足りない気がします。

 

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恐らく本作1番好きなイベントCG。そういうシチュエーションだったからですが、若干足が開いている無防備さが良い。

正直某ラジオ聴いてたのもあって中の人の存在をどうしても気にしてしまうヒロインだったんですが、それを気にしなくなるくらいの良さは持ち合わせていました。神奈を丸め込む展開とか好きでしたし。

上記にもありますが、CS化での追加ヒロインはあれど追加シーンは無さそうなので、PC版買ってもいいんじゃね?と思い始めている今日この頃。

あまつみそらに! 雲のはたてに 帷千紗ルート

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ほんとそれ。作中でこの立ち絵が1番好きかもしれません。

2周目ちょっと素っ気ない幼なじみ帷千紗ルート終了。昔は親しかったけど年を重ね、異性を意識し始めてちょっと距離を置く幼なじみの関係ってある意味王道ではあるけど、エロゲ・ギャルゲのケースとしては何気に少ない気がします。パッと思い浮かんだのときメモ藤崎詩織ぐらいなもんです。まぁ千紗は一緒に帰ろうって高久が誘っても嫌がる素振りはありませんが(ぁ

素っ気ないながらも高久を気にしたりする辺り少なからずある程度の好意は持っていて、そこから踏み出せなかったりするのがストーリーの核でもある過去に亡くなった妹の久羽の存在。個人的に幽霊成仏ネタって好きなこと、高久と千紗が幼なじみ関係だったことも相まって良いルートだと思いました。多少センポクカンポク探す展開は長かった気がしますが。何にせよ、千紗が恥じらったり、嫉妬したり感情を表に出すようになってからはニヤニヤ必至でした。

芹夏ルートでもそうでしたが、神奈は存在が存在なだけあって自分の中で着実に株を上げてきている模様。

あまつみそらに! 雲のはたてに 清澄芹夏ルート

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真理。

ということで、『あまつみそらに! 雲のはたてに』1周目は天真爛漫神奈先輩大好き自称アイドルの芹夏ルートから。序盤は主人公の高久のことは神奈先輩の付属品、美唯の兄程度の認識で恋愛感情皆無。『蒼の彼方のフォーリズム』の真白を思い出します。っていうか、後輩キャラはこういう"ヒロインが最初は主人公の同級生(女)が大好きで主人公の事は全然気にしてなかったけど、とあることがキッカケで段々意識し始める"展開は自分が好きになる鉄板設定になりつつあります。

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芹夏の中で高久と神奈の存在感が逆転したり、芹夏が高久を意識し始めてから「アニ」という呼び方を「高久先輩」に変わったり、関係が変わったことで変化するものがあるのが見所。

恋愛以外のストーリーはザックリ言ってしまえば『化物語』のような印象。

適度なアホキャラなのでプレイしていてイラっとする場面は無いし、素直な可愛いヒロインでした。