ほしうた 木ノ下翠ルート 感想

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最近作品の感想は書いても、ヒロイン単体の感想は書いていませんでしたが今回はとても気に入りましたので。

『ほしうた』のヒロインの1人木ノ下翠(通称:翠先輩)。本編が始まるより数年前に和彦達と知り合い、その後交通事故に遭ったことで脊髄を損傷し左脚に障害が残ってしまった為、車椅子生活を余儀なくされてしまったという経緯あり。その内容が詳しく明かされるのは個別ルート入ってからなんですが・・・

いや、もう翠先輩ルート以外のルートありえるん?

 と思えるくらいの和彦の行動力。

 

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水泳が自分の1番の取り柄だった翠先輩が事故によってその生命を絶たれ、消沈したが故に和彦達に会うことを拒んだ翠先輩。それに対して和彦は何度も何度も見舞いに行き、翠先輩が元気を取り戻すにはどうすればいいか懸命に考えたことで"障がい者水泳"を翠先輩に勧め、リハビリも協力していく展開。その甲斐あって翠先輩は前向きで活発な性格を取り戻します。

が、自身が障害を持ち他人の重荷になるということから内面に1枚の壁を潜めている翠先輩。

 

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その壁を懸命に取っ払おうとする和彦ホント良いよ・・・。

こういう一途さを発揮する主人公はヒロインの魅力に対しても相乗効果を発揮するので大歓迎です。その活発さを結衣ルートでもっと発揮しとけ。

 

 

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そんなこんなで翠先輩の壁を取っ払ったが故の最後のイベントCGは大いに意味があるものでして。良き。

 

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翠先輩とななのの関係も姉妹感あって良いです。翠先輩ルートは幸せな未来しか見えない。

 

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右は若干違いますがジト目の翠先輩タマラン。同じジト目でも口の形が違うだけで雰囲気変わりますし、ジト目の多様性を見ました。

 

勝手な印象ではありますが、ハキハキしたCV.青山ゆかりの王道を行くキャラ!ではあるものの、内面で人を気遣うが故の壁が張られ、そこが微妙な距離感を生むというバランスが本ルートの魅力でもありました。