ほしうた まとめ感想

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『ほしうた』フルコンプ。発売してから約10年、社会人になってから時間が進むのが早く感じてしまう自分にとっては前なのか最近なのか微妙な年月です。

個人的に翠先輩とくらら目当てであった本作。特に車椅子に乗りながらも活発キャラに見受けられた翠先輩は作品を知った当初から気になっておりました。プレイした結果大当たりだったわけですが。

キャラの好みとしては翠>くらら>れんげ>ななの>結衣、ルートに関しては翠>ななの>れんげ>くらら>結衣といった感じでしょうか。

各ルート、タイトルにもなっている町の伝承「ほしうた」を色々な解釈で活用しており、内容的には被るところ無し。そして、シナリオライターが複数人いる所為か主人公である和彦のキャラにも良し悪しが。大体良いんですが、1つのルートに関しては思うところあり。個人的には真っ直ぐな翠先輩ルートと青臭くも成長していくれんげルートの和彦は好感度が高かったです。ヒロインを生かすも殺すも主人公に掛かっているところはあったりしますし。

攻略順に関しては迷う所。特にれんげルートに関しては最初にしても後にしても尾を引く内容なので・・・。

総評

78点。3作に続く「うた」シリーズで始めてプレイする作品でしたが、予想以上に良作でした。久しぶりにフミオ先生の絵に触れることが出来ましたし。年内にFDである『Starlight Serenade』は購入し、プレイする予定。各ルートのアフターストーリー収録とのことで、やはりれんげルートに関してはどういう結末にするのかが気になるところ。

何となく「鳥の詩」を思い出す。