あかべぇそふとすりぃ新作。本編以外の部分で話題になっていたような気がするんですが、まぁそれは置いといて。
昨今のエロゲでは珍しい抜きゲーでは珍しくないけど社会人が主人公の本作。とは言ってもシナリオの進み方は普通の学園モノと同じで、舞台が学園から会社と行きつけのBARに変わったようなものでした。
シナリオは期待通りというか予想のし易い超王道展開。
以下ネタバレ有り
ヒロイン以外とのHシーンが各所に散りばめられており、共通ルートはまだしも個別ルートに入ってからはBAD ENDに行ってしまうのでは?と思ったんですがそんなことも無く。ただし、共通ルートでヒロインの好感度が一定以上無いとBAD ENDは有り。↓のようなシナリオで出てくる用語の解説はネタも仕込まれていて中々面白いと思いました。
各ヒロイン感想
アスカ:ヒロイン唯一の学生。実は過去に主人公(樹)と会ったことがある・・・なんてのは樹の回想で丸分かり。アスカの大人として成長する過程を楽しむルートだったんじゃないかと。それを考えるとエンディング後のシナリオが1番欲しかったヒロインかもしれない。
九十九紗夜子:外見に似合わないデスメタルをやっていたミュージシャン、という設定は別にいいんだけど、その当時の立ち絵は果たして必要だったのだろうか?と思えるくらいキャラにプラスとして働かなかったような。
樹との居候であるが故の主従関係は個人的に好きだった。
江ノ島美優:樹の会社のお姉さん的先輩。実はその会社の令嬢だったりするので個別ルートでの展開はもう誰もが察しが付く内容。ただし、樹の前に立ちはだかった美優パパに対して堂々と樹との性生活を暴露する美優さんは予想していなかったし、美優パパが可哀想になってしまったくらい(笑) 美優パパに合掌。樹を掌で転がすと言ったら言い方が悪いかもしれないが、年上のお姉さんらしい魅力を遺憾なく発揮したルートでした。
鳴門ともえ:初登場場面はターゲットを見張っているという探偵ではコテコテのシチュエーションでしたが、他ルートでも活躍するくらい有能な探偵(まぁ悪い方向だったかもしれませんが)。それでいて樹と友人関係としての付き合いが長いのも幼なじみ好きの自分としては高ポイント。
この表情が堪らないんじゃあ~
ただ、欲を言ってしまえばイベントCGの絵にもうちょっと安定感が欲しかったかも。
鳥羽優里香:男口調の弄られバーテンダー。男口調ヒロインは取っ付きにくいイメージ持ってるんですが、弄られキャラが合わさってプレイし易いヒロインになってました。
総評
75点。安定したシナリオとヒロインの可愛さ、エロを提供してくれた作品。ヒロインを見て「いいな」と思ってプレイしたら期待を裏切らない程度の満足感は得られるんじゃないかと。ただ過度な期待はしないように。
働くオトナの恋愛事情 OPデモムービー