俺たちに翼はない Vita版 まとめ感想

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プレイ期間2ヶ月。総プレイ時間約60時間。まぁ話の長いこと長いこと。Navel作品は『SHUFFLE!』と『Really?Really!』しかやってなかった自分としては予想外の長さ。その上登場キャラが全体的に濃いし、ネタに次ぐネタの応酬。その為かなり集中力持って行かれて合間合間に違うゲームを挟みながらのフルコンプ。作品発表当時から気になっていたにも関わらず結局買う機会を見失っていましたがプレイ出来て良かった。そう思えるだけの作品でした。

主人公が多重人格とかネタバレは少し知っていましたがプレイに支障無し。というか、知ってなければ「ずっとタカシ大丈夫かよ・・・俺最後までプレイ出来るんか?」って思ってそうです。鷲介と隼人は良いんですけどねぇ。伽楼羅は第一印象最悪に近かったですけど、"そういうキャラ"って受け止めると割と好きになったり。・・・というか伽楼羅だけじゃなく、そういう第一印象悪くても後々「悪くないかも?」って思ってしまうキャラが多いのはこの作品の魅力かな、と。咲夜とか咲夜とか咲夜とか。って中の人西又葵先生と結婚した人かい・・・。

因みに1番好きなキャラは軽部狩男です。ああいうギャグもシリアスも対応出来ちゃうオジサンキャラは大好きです(ホ〇では決してない)。

ヒロイン的には亜衣>明日香>鳴>日和子>美咲>小鳩>京って感じですかね。まぁとりあえず鳴と日和子と美咲の終わり方、というかEDの入り方は酷いと思いました(小並感)。嫌いじゃないですし、この作品に限ってはアリ・・・っていうか何でもありですよねこの作品。

明日香ルート、小鳩ルートは特に綺麗に終わっていた気がします。BGMで「マーベラスハウス」が流れるだけで良い終わり方に感じてしまう不思議。

総評

85点。正直雰囲気とテキストにバリバリ癖があるので好みは分かれそう。『それは舞い散る桜のように』が好きだった人にとっては鉄板な気がします。人格統合後のヨージなんて舞人に近い気がしますし。恋愛模様だけでなく、キャラ数中々多い中で繰り広げられる会話劇も楽しめる良い作品でした。

AfterStoryは出会いがあったら買おうかと。

op曲iTunes storeでDL購入済。