「暴れまくるぞ!!!」の所ホント好き。
キャンペーンミッション(メインストーリー)クリアーしました。元々FPSのゲームに関してはCoDを過去にプレイしてから苦手意識を持っていて敬遠していました。が、最近UBI作品に触れることが多く、その流れで今年発売する『FAR CRY6』のPVを観て「面白そう!でもFPSなんよなぁ・・・」って思っていたところにPS Storeで割引セールをしていたので試しに本作を購入。
結果、楽しめました。オープンワールドのゲームは他UBI作品を始めとして好きでしたし、善悪の価値観がはっきりしていない世界観も楽しめました。唯一の不安であるFPSでも問題無くプレイ出来ましたし、割引セール中に3、5、New Dawn買わなかったの後悔しています。やったね!またやりたいゲームが増えたよ!
以下ネタバレあり
ゲームシステムについては↑の動画が分かりやすい。
ストーリー
パガン・ミンの元から主人公エイジェイ・ゲールを助けた(?)反政府勢力のゴールデン・パス。その組織にはアミータとサバル、2人のトップが存在しておりどちらかを支持しなければならない場面があります。それによってストーリーが変化していく構成。
私はアミータ派を突き進み、敵対することになったサバルをアミータに「殺せ」と言われたものの見逃し、最終的にパガンも殺さずにヘリで立ち去るのを見送りました。
個人的には伝統・信仰を重んじるサバルより、新しいことに目を向けたアミータかなぁという思いで選択していました。麻薬施設もサバルは破壊することを考えていましたが、アミータは医療とか違う形での使い方を提言していましたし、
何よりサバル側を選ぶとパドラはタルン・マタラという宗教的象徴にされるの可哀想だなぁってのがありまして。
まぁ結果アレでしたが!!!
選択肢によってストーリーは変わるものの、エイジェイの当初の目的である母の遺灰を聖地"ラクシュマナ"に葬るというところは変わらない模様。
正直アミータ、サバルどちらにしてもエイジェイについては自分が主導権を得る為の駒としか見ていませんでしたし、キラットの平和云々言ってましたが結局は自分の価値観しか認められない汚い人間の一面を見た気がします。そういう作品ですしね。
そういった意味ではパガンが1番エイジェイ自身を見ていたんでしょうね。ちょいちょい無線で一方的に連絡してくる演出好きでした。パガン、エイジェイ大好き過ぎるやろ。
UBI作品でよく感じることなんですが、「正義は我にあり!」と自分の思想が正義だと信じて疑わない人程胡散臭くなるのは何でなんでしょうね?
キャラクター
個性豊かな人達。そんな人たちともしっかりやり取りするエイジェイマジ主人公。
動物
恐い動物ラーテルとアジアサイ。
ラーテルはプレイ開始して初めて殺された相手でした。割かし序盤で「何だ?イタチか?」ってちょっかい出して返り討ちに合いました。怖すぎる。
アジアサイは素材欲しさに戦い挑んで、こっち目掛けて走ってきたら終わり。気が済むまでぶつかってくるの怖すぎる。耐久性もあり、武器制限があるサドンデスのアリーナではラスボスとして登場すること多し。
他にもオオカミ、トラ、クマなどいますが、ラーテルとアジアサイは動物枠としては一線を画していました。
まとめ
敵の領地を占領したり、動物を狩って素材を集めて装備をアップデートしたり、そのプレイヤーの行動で溜まっていくポイントでスキルを解放したりと王道のオープンワールドゲーム。武器の種類が豊富なので敵を倒す方法もこれというものがなく自由。個人的に不満に思う点はキャラクターとの関わりもう少し欲しかったかな、ということくらいでしょうか。個人的にラビ・レイ・ラナは死ぬと思ってました(ゴーストリコンワイルドランズのラモン・フェリス感)。
他FAR CRY作品にも言えそうなことなんですが、敵が魅力的に描かれているのは個人的にとてもプレイしたい気持ちに繋がります。そういった意味ではパガン・ミンはとても良いキャラだったのではないかと。