アサシンクリードミラージュ プレイ感想

トロコンまでプレイして30時間。昨今のアサクリでは100時間余裕で超えていたので、これを遊びやすいと考えるか、物足りないと考えるかはプレイヤーによって分かれるかと思います。容量は32GB。因みにヴァルハラは122GB。

原点回帰と言われているだけあってオープンワールドのスケールやシステムに関してはアサクリ作品初期を彷彿とさせる内容。ステルス行動をしたり、密集した建物をパルクールして敵を撒くのはアサクリの醍醐味。原点回帰のシステム、ムービーでの初期オマージュ、最近の作品と比べて抑えられたボリュームというのを考えるとミラージュはシリーズ15周年記念作品という位置付けが強いのかなという印象を受けました。

建物を飛び回るというのは最近のアサクリでも無いわけでは無かったんですが、こういう密集した建物の移動がメインとなる作品というと2やユニティを思い出します。

 

以下ネタバレあり

ヴァルハラにも登場する隠れし者のバシム・イブン・イスハークが主人公の本作。時はヴァルハラより前のバシムが隠れし者になり、前世の記憶を取り戻すところまで。

ストーリーだけであれば20時間程で終わってしまうのでやはり最近の作品と比べると色々見劣りしてしまうところがある印象。キャラの掘り下げが少なく、古き結社側もある程度悪事は紹介されるものの、敵側としての魅力はあまりありませんでした。やはり原点回帰で言うなら2のボルジアであったり、3のヘイザムのような存在が欲しかったです。そもそもバシムに魅力があるか?というところに疑問がありますし。それよりもバシムには今後に期待しています。

しかし、終盤の展開はとても好き。バシムとネハルの関係や、ヴァルハラに繋がる終わり方はプレイして良かったなと思えるものでした。

 

来年明かされるであろうREDも楽しみです。

 


トレイラーのクオリティ本当に凄い。